自分でデザインした篠笛を作ってみたいと思い、篠笛を作ってみました!
既成概念にとらわれず、スウェードを使用したり、ラインストーンを使用したり
色々な素材を使用して作ってみました!
用意したもの
調律や指穴を開けるのは難しいので、すでに穴があけてあって、8本調子に調律されているものを用意。その他に接着剤、スポンジ栓、紙やすり、細めの棒(菅の内側を塗ったり、紙やすりを巻きつけて唄口や指穴を削るために使用します)。
あとは、巻で使用するてぐす糸や釣り糸、手芸用のビニール糸、ラインストーン、スウェードやカラースプレーやカシューなどデザインするためのアイテムを用意。
造り方の手順
指穴、唄口、管内を磨いて滑らかに
用意した細め棒の先に紙やすりを巻きつけます。
唄口、指穴の穴を磨き滑らかにします。
菅の内側も紙やすりを巻きつけた棒で磨き、滑らかにします。
そうすることにより綺麗になるだけでなく、塗装するときに塗料がのりやすくなります。
管頭部分に栓をする
管頭(唄口側の先っぽ)にスポンジ栓を棒で唄口の手前まで押し込み、接着剤で固定。
その後、もう一個のスポンジ栓でフタをします。
巻の部分を彫り込む
ちょっと難しいですが、今回は巻の部分を彫り込みしました。
巻は塗装後にします。
何を巻くかはのちほど・・・・。
表面と管内を塗装する
外側はカラースプレーで上下を緑色に塗装しました。
その他の部分はクリア塗装をしました。
クリア塗装は竹らしさが残ります。
内側は白い塗料を「少し」流し込み、ガーゼを巻いた棒を突っ込んで塗りました。
この時、ゆっくり棒を入れていかないと指穴から塗料があふれてしまいます。
スウェードを巻く・・・!?
今回巻の部分は籐(とう)でも糸でもなくスウェード紐を使用しました!
スウェード巻の篠笛は見たことがないですねぇ・・・。
スウェード紐は両面テープで着けましたので、簡単に仕上がりました。
完成!
スウェードを天地に巻いて完成しました(^o^)/
作ってみての感想
今回は唄口も指穴も開いており、調律されたものを使用して作ったので、簡単に作ることができました。
スウェード天地巻の篠笛は今のところ他では見たことがないので
世界で一つだけ、自分だけのオリジナルデザインの篠笛ができて嬉しいですね♪
他にもこんな篠笛も・・・・
他にもこんな篠笛を作ってみました・・・。
龍笛のような篠笛
桜の樺を巻いた龍笛のような篠笛。
樺を巻くのが少し難しかったです・・・。
ラインストーンで全デコ・・・!?
100円ショップで購入したラインストーンを1個ずつつけていきました。
気の遠くなるような作業でしたが完成した姿は美しく感動しました・・・・が!
唄口の周りのデコのせいで音が中々出せませんでした・・・。
ラインストーンでデコるときは唄口、指穴の周りは避けた方がいいですね・・・。
最後に
皆さんも既成概念にとらわれす篠笛作りをしてみませんか?
大人になっても工作は楽しいですね♪
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